2024年7月14日
偉大な評論家、加藤周一さんの言葉にこんなのがあった。
「生命に何らかの価値があるかどうかはわからない。しかし生命がなければ、どういう価値もない」
決して特別な言葉ではないが、生きていればこそ今日や明日、そして未来に向けて何らかの意義が見出せるのではないかと言う、とてもシンプルでささやかな金言だと思う好きな言葉です。
父親が死んでから、死というものがとても身近に感じまたその年齢に近づきあることでより一層「死が(なんて60、70、80、90代の先輩に怒られると思いますが)」身近なものとなっている昨今、今年も恒例の3デイズが寄せ返る波のようにやってきました。
初日を飾るのは昨年同様、湯水の如き湧き上がるアイデアと情熱を持ってこの先ジャズ界を超えて、普遍的にこの世の音楽界を担って行くであろう素晴らしい才能を持った若手メンバーと、オリジナルやスタンダードを演奏する僕の自慢のカルテット。
二日目は八面六臂の働きぶりを発揮する大友さん、いつも「たまちゃ~ん!」と声を掛けてくれる旧知のナスノさんとのトリオに、ゲストとして脳内パラレルワールドが爆発中の武田理沙さんを迎えて初顔合わせ即興ナイト。
そして最後は当然8月21日生まれの夏男本田竹広の楽曲のみを演奏し、メンバーはそれぞれ竹広と縁もゆかりも深いメンバーばかりで結成された本田竹広トリビュートバンド。しかし残念な事にベースの米木康志さんが病気療養という事で不参加。代打には宮古出身の畠山芳幸さんが出演します。
最近凹む話題が多く、なんか暗くネガティブな語り口になってしまいましたが、生きているからこそ表現できる、良い意味で自己愛に満ちた自分にしかない音楽を繰り広げたいと思いますので、この3日間皆様と共にお付き合い頂けたら嬉しいです。
本田珠也
PIT INN
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